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第3回カンボジアスタディツアー参加者の感想近畿大学薬学部 6回生 植野春奈さん

第3回カンボジアスタディーツアー(2017.08.10-15)に参加した、
近畿大学薬学部6回生の植野春奈です。

Phnom Penh
◆公立病院
衛生管理が…でもこれが現実。
国境なき医師団がいるということ、考えさせられました。

◆ローカル薬局
徐放錠を割るように指導されました。
絶対薬剤師じゃない。ありえないけどこれも現実。
カンボジア語で書いた薬は全然なくて、カンボジアでしか使われていない言葉だからかと思いましたが、
日本語も日本でしか使われてないのに、日本語で説明書いた薬が売られています。
もし日本に日本語以外で説明が書かれた薬しか売っていなかったらと思うと怖くなります。

◆くっくま孤児院
実は親をなくした子は5割もいなくて、田舎から出てきた子のための寮といった感じでした。
田舎では学校に通えないから小さい頃に親元を離れたという話、
そんな中でもそれぞれに大きな夢を持っているという話には涙腺がゆるみました。

◆カンボジア薬草
たくさんの話を聞いて、たくさん試食しました。日本の漢方と考え方はあまり変わらないようです。

◆日本語学校
ずっと一緒に行動してくれたイマトクのスタッフ、マラの母校。
みんな素敵な子たちで、日本に帰ってからも連絡を取り合っています。
日本語を勉強していると聞く度に「日本ってすごいんやなぁ」と思います。
同年代のお友達が増えて最高にうれしく思っています。

◆S21
カンボジアの黒い歴史を反映している博物館。
私たちの親の時代まで続いていたとは想像しがたい事実です。
ポルポトという言葉は知っていましたが、それが人の名前であったということを今回の旅で知りました。
今カンボジアのみんなと出会えたのがキセキであるように感じました。

◆献血センター
アメリカの支援でできており、見た目はきれいでした…しかし、私が横になったベッドにもその下の床にも血。
“感染”!拭くこともせず放置しているというのは、やはり衛生に関する認識の差なのか。
そして、献血に来る人はボランティア精神ではなく家族が血を必要としているかららしいです。

Siem Reap
◆アンコール遺跡
朝5時からの日の出はやはり素晴らしかったです。昔の人は機械もないのにすごい。

◆民間病院
清潔で綺麗でした。対象としているのは富裕層らしく、プノンペンで訪問した公立病院との差を感じました。

◆ゴミ山の村でバナナペーパー
教科書にはフィリピンがいつも載っていますが、カンボジアにも存在していました。
現実に存在することを目の当たりにしてショックが大きかったです。
私より若い日本人の方がバナナペーパー産業の会社を設立して支援されており、行動力のすごさに感心しました。

ただの旅行では見られない物、出会えない人たち、経験できないことがいっぱいでした!
東南アジアに行くと、日本が先進国であることを強く感じます。

最後に、今回お世話になった人みんなに感謝を込めて
特にイマトク薬局の方たち
Orkun cheraown cheraown

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